日本料理“菊水-きくすい-”
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菊水だより
女将のつぶやき
おすすめの地酒と料理
板場より
おすすめの地酒と料理

 あれは私、女将が、まだOL時代のことです。当時大事にしてもらっていた上司の本棚をのぞきましたところ、ある本を発見いたしました。

 本のタイトルも忘れましたが、ある大手企業に勤める会社員が、国内各地を仕事で出張する際、必ず忙しい合間を見計らって
その日本酒の蔵を巡る、といった内容のものだったと記憶しております。そしてその「地酒」と、土地土地の名物料理に舌鼓を打つ。けっして「グルメ紀行」ではなく、著者が、日本酒をつうじて、その地の食文化そのものに敬意を表しているようで、大変興味深い内容の本でした。

 私も今、改めて思うんです。日本酒は「文化」だと…。いにしえより私達日本人にとって日本酒は、喜びに際し神々に捧げ、悲しみに際し「穢れ」を払うものでした。そして酒により、心を曝け出し、哀しみを分かち合うものでした。

 本来 この地で根付いてる「日本酒」は、造りの上でもかなりの品質向上がなされています。
 全国に美酒であふれています…。私も一「利酒師」として、和食に携わるものとして切っても切れない日本酒をこのコーナーで少しづつ、ご紹介できたらと思っております。

伯楽星−はくらくせい−

純米吟醸(宮城・古川)新澤醸造所


宮城産 「蔵の華」使用 55%精米 日本酒度+5
地元産の酒米がどんどんと造られている中、宮城でも、この「蔵の華」が登場。醸しだされる酒は、青りんごの香りで、フルーティでフレッシュ、
切れのある辛口の酒に醸しだされる。
この酒も、蔵元杜氏が、究極の食中酒を目指し造られた逸品。
蔵は、JALアメリカ線機内酒といて採用されている

第10回 吟醸の夕べ 採用酒

雅山流 葉山−がざんりゅう はやま−
純米吟醸(山形・米沢)新藤酒造店


山形県産 酒米 「出羽燦燦」使用 60%精米
日本酒度+2
福島・宮城県境の山深い米沢にて作られた、地元契約栽培の「出羽燦々」を使用。徹底した温度管理、低温醗酵氷温貯蔵 で造られた、上質で華やかな香り

甘く、味わい深い酒 

第10回 吟醸の夕べ 採用酒

鳳凰美田−ほうおうびでん−
山廃仕込純米吟醸(栃木・小山)小林酒造


地元「五百万石」使用 55%精米
日本酒度+4
蔵元夫妻が、地元農家と共に栽培した地元五百万石を、手作り麹、低温醗酵、雫取りで、伝統の、
山廃仕込みで醸した 味わい深い上質な酒

第10回 吟醸の夕べ 採用酒

御湖鶴−みこづる−
金紋錦 純米吟醸(長野・諏訪)菱友酒造


信州産「金紋錦」使用。50%精米
日本酒度+2

長野の“秘蔵米”「金紋錦」。香り、甘みは控えめだが
シャープな、酸味のきいた切れのいい酒を造り出す。
注目の若手醸造家、近藤蔵元が、フレッシュで、質の高い酒を醸した。

第10回 吟醸の夕べ 採用酒

五凛−ごりん−
純米大吟醸(石川・松任)車多酒造

兵庫県吉川町特A「山田錦」使用 45%精米
日本酒度 +4

「天狗舞」で有名な車多酒造の、注目の食中酒
日本最高峰、「口吉川産山田錦」を、名工、仲三郎杜氏が醸した、米の味わいの生きた、銘酒。

第10回 吟醸の夕べ 採用酒

菊姫−きくひめ−
鶴の里 山廃純米酒(石川・加賀)葛e姫

兵庫、吉川町特A「山田錦」使用 65%精米

2007年4月 イギリス ロンドンにて、「インターナショナル ワインチャレンジ2007」の日本酒部門にて、
純米酒部門 金賞を受賞した酒
麹蓋で、丁寧に仕上げた麹と、じっくり手間をかけた

山廃酒母を使用  きめの細かい温度管理のもと、醸しだされた。
旨みとコクを併せ持つ銘酒

第10回 吟醸の夕べ 採用酒

悦凱陣−よろこびがいじん−
大吟醸(香川県琴平)丸尾本店


これはもう、香川の代表的地酒ですね。
蔵は江戸の情緒漂う趣のある雰囲気。

その昔には長州藩士“高杉晋作”が幕吏から逃れる為潜伏していたという逸話もある。石数を減らしてもいいものを造りたいと励む社長兼杜氏の丸尾忠興氏。こだわりの酒です。

グルメ漫画「美味しんぼ」でも取り上げられ、今では全国地酒ファンの幻の逸品です。

悦凱陣(よろこびがいじん大吟醸(香川県琴平)丸尾本店

花薫光−かくんこう−
純米大吟醸生生(茨城)須藤本家


「なんなのこの香り!!これって日本酒?」
社長・女将が日本酒の世界にはまってしまったきっかけは、全てこの瞬間にあります。
「料理との相性?なにっそれー。料理が私に合わせなさいよ」と、タカビーな事を言いそうなこの酒はまさに「ゴージャス」。55代続いている日本最古の蔵、須藤本家にて醸し出されるこの酒は、貴婦人のしなやかさ、侵し難い「花薫」に満ちた傑作。吟醸香の実力を思い知らされます。少々高価ではではありますが、記念日に必ず召し上がるお客様もいらっしゃいます。皆様もぜひ一度・・・

花薫光(かくんこう):純米大吟醸生生(茨城)須藤本家
南部美人-なんぶびじん-
本醸造(岩手)久慈酒造


当店の定番酒当店のラインナップでは、一番古くなると思います。さて、6〜7年位でしょうか。
お燗の評判はすこぶる良く、「酒!」とご注文のかたにはとりあえずこのお酒をお出しいたします。「これなんやあ〜うまいのお〜」というお言葉。「ふっふっ、そうでしょう、そうでしょう」と女将を随分助けてくれました。
またコストパフォーマンスにも優れ、お客様のお財布にも優しいお酒。麹のたちあがりる香り。本醸造ながら、けっして「お高い」イメージではないにしろ、上品さは失われていない。
当分菊水の定番酒の座は、変わらないでしょう。
南部美人(なんぶびじん):本醸造(岩手)久慈酒造
酒によく合う一品料理
瀬戸内郷土料理 鯛そうめん
【材料(4人分)】
500g〜700g 一尾
そうめん 4束
細葱 少々 お好みで
たまご 1ケ
干椎茸 適量
だし汁 1・5l、味醂120cc 薄口醤油120cc だし昆布5cm各 1枚 
砂糖 お好みで

【作り方】
(1) 鯛は3枚におろし、上身を半分に切る(4切れになる)
(2) 鯛の頭と中骨は少し焼いておく
(3) (1)を鍋に入れ、(2)の骨を入れあくを取りながら一煮立てする
(4) 切り身を入れ弱火で15分〜20分煮詰める
(5) そうめんを茹で、ぬめりを取って鉢に盛り、切り身、葱、干ししいたけの煮たもの
  金糸卵をもり、だし汁を入れる

海老と鴨肉の酒盗(しゅとう)焼き


【材料(4人分)】
大きめの海老 8〜10尾(冷凍でもよい)
鴨 肉 300gくらい(なければ鶏肉)
帆立貝柱 12〜15個
つけだれ 水500cc、濃口醤油100cc、酒10cc、酒盗50g、砂糖はお好みで

【作り方】
(1) ボールにつけだれを合わせる。
(2) 海老は背中から包丁し、開いておく。
(3) 鴨肉はスライス(あまり厚くしない)しておく。
(4) 帆立は貝からはずして貝柱だけにする。
(5) (2)、(3)、(4)を(1)の中に漬ける。漬け込む時間はお好みで5分〜30分でもよい。
(6) 漬け込みの出来たものを陶板で焼く。フライパンでも可。
 


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